月見千冬(つきみちふゆ)
月見千冬は今作『清楚彼女、堕ちる。』のヒロインです。
上品で艶やかな黒髪ロングの美少女JK。控えめで褒められるとすぐ真っ赤になる恥ずかしがり屋、ちょっと天然で抜けているところがある。
彼氏の高木とは中学からの同級生。
ひょんな事からピンチを救ってもらってからずっと片思いをしており、高校入学してすぐの告白に快くOK。半年たっても手も繋がない清い交際を続けていた。
そんな清楚で大人しい見た目や性格とは裏腹に、服がはち切れそうな狂暴な爆乳とボリュームのある巨尻の持ち主。
体はとても肉感的ですが男性経験がなく高木ともまだそういった関係にはなっていませんでした。
しかし、霧島先輩に脅迫されてからは彼によって何度も快感を体に叩き込まれ、肉感的な体そのままの淫靡な人間になっていっています。
根が真面目で素直なのが災いしてか押しに弱く、霧島先輩の脅迫や呼び出し、どんなエロい要求にも結局は屈していいなりになってしまう。
霧島のデカチン絶倫に何度となく犯され散々仕込まれてからは、そのドスケベボディを存分に生かして男の欲望をすべて受け止め満足させ、吸い付くようなトロトロ締め付けマンコに中田氏余裕の極上肉便器と化した。
『清楚彼女、堕ちる。2』で高木と行為をしてからは、ますます自制心が薄くなっており、高木への愛よりも先輩との行為に没頭していきました。
しかしどんなに身体は快楽の虜になろうとも高木への恋心は変わらず、彼女の一途さと芯の強さがうかがえる。
それゆえ罪悪感にさいなまれる日々に苦しむことになるのだが。
思考的には完全に不倫している女性のそれというか、体は気持ちいいけれど心は高木もの、「一番は高木だから、まだ大丈夫。」と自分に言い聞かせて先輩と行為に及んでしまうあたり、もう完璧に堕ちています。
とはいえ、それでも表面上は高木と付き合い続けるほど彼のことが好きなことも事実なので、高木との行為が気持ちよくなかったことが不憫でなりません。
最終的には体は先輩の方が好き、心は高木の方が好きと割り切って今の現状を続けていますが、そうなると先輩はいつまでも彼女の心を手に入れることはできず、高木は彼女の体を満足させられずで、千冬以外は得していない形になっているんです。
なので、もし『清楚彼女、堕ちる。』に続編があるとするならば、この煮え切らない現状を打破して千冬にとって一番いい結末に行ってほしいですね。
千冬は、真面目なお付き合いをするには最悪だが、無責任に好き放題できるセフレとしては最高な、身勝手な男の理想を詰め込んだような女の子。
高木(たかぎ)
月見千冬の彼氏で、霧島先輩の部活の後輩です。
どこにでもいる平凡で普通な男子高校生。悪くいえば地味で無個性。
絶叫系の乗り物に弱い。
本人は知る由もないが、挿入されているか疑われるレベルの短小。
テストは毎回ギリギリとやや劣等生気味ですが、サッカー部では真面目に取り組んでいるようで、時には千冬より優先することもあります。
その実直さが仇となり、練習が終わるまで待っている千冬が霧島につけ込まれたことで、彼の人知れない不幸な日々が始まることになってしまいました。
『清楚彼女、堕ちる。』の作中に描写が少なく、優しそうではあるものの頼りない印象で、身体的にも行為の上手さも先輩に勝っているところはありません。
唯一その誠実さが千冬の心をつなぎとめているものの、先輩が本気になってきて優しくなってきたことや行為で千冬を絶頂させられなかったことから、それがあっても非常に分が悪くなっていると思います。
何より高木は、長い片思いのすえ奇跡的に付き合えることになった千冬は自分にはもったいない高嶺の花だと思っており、大事にしようとし過ぎるあまり千冬にもどかしいと思われることも。
千冬のことを大事に思っているらしいのですが、彼女から誘われるまで自分から行為に誘うこともなく、それ以降はうまくいかなかったので、そういったことはしなくなるなど終始ちぐはぐというか、千冬に合っていないようにも感じます。
本人も部活に没頭しているのか、千冬がおかしくなっていることに気が付いておらず、彼女のことは好きだけどあまり彼女のことを見ていないようにも感じ、いい印象はありません。
千冬が髪型と服装を変えただけで「ちょっと似てる」くらいで千冬だと気付かない、デート中に彼女が他の男に散々犯されても気付かないなど、鈍感でヘタレなところがあり先輩の霧島からは馬鹿にされている感がある。
途中で千冬も高木と先輩を比較するような場面があるのですが、そこでもどこか頼りなさげで、過去回想では高木の優しさを表すシーンがあったものの、千冬が高木にこだわる理由には弱く、堕ちるのは時間の問題だと感じましたね。
高木は全般『清楚彼女、堕ちる。』の噛ませ犬としてのキャラといった印象しかなく、早く気付くか寝取られるかなどで本筋に関わることを期待しています。
霧島先輩(きりしませんぱい)
月見千冬の彼氏である高木の先輩です。
サッカー部所属で金髪ピアスのチャライ風貌。浅黒い肌に広い肩幅のガッチリ体格。見事に割れたシックスパック腹筋は力強さを感じさせる。常に人を馬鹿にしたような喋り方は自信の現れだろう。
罵倒したり甘やかしたり甘えたりと巧みな言葉攻めは徐々に千冬の心を侵食していき、デカチン絶倫に加え抜群のエロテクニックでついに陥落させ、自分好みの肉便器へと開発していく。
女性のイッた表情を見るのが好きで、千冬に対してもオモチャを使って何度も絶頂させる。
中田しもするが意外とゴムも多用するし、処女喪失でも痛くないようにじっくり時間をかけてマンコをほぐすなど気遣いができる。
元々は脅迫から千冬と肉体関係を持って行ったものの、だんだんと彼女に本気になっているようにも見えます。
性格はまさしくオスそのものですが、コンドームを買いに行かせていた『清楚彼女、堕ちる。1』と違い、本気になった『清楚彼女、堕ちる。2』からは、千冬に会計をさせることもなく自分が金を出すなど好感の持てる部分も多くなりました。
また、コンドームを買うのにも自分のTポイントカードを使わせるなど、割と経済観念もしっかりしている。
行為では千冬をひたすら気持ちよくして堕とそうとするシーンが多いものの、どこか乱暴な口調だった『清楚彼女、堕ちる。1』に比べ『清楚彼女、堕ちる。2』では罵倒もプレイの範疇で行っており、基本的には千冬に対して甘い言葉をかけてくることも多くなったように思います。
その変化は千冬にも伝わっているのか、『清楚彼女、堕ちる。2』では、より心の中で「高木が好きだ」と言い聞かせるコマが増えており、逆説的に考えると千冬が迷う場面も多くなってきているのを感じました。
千冬を無理矢理に堕とそうとしているのではなく、愛をささやいて千冬にわかってもらおうというシーンや、寂しさを訴え千冬の心を揺さぶるなど『清楚彼女、堕ちる。2』からは精神の攻めも種類が多く緩急をつけており、ますます千冬の扱いがうまくなっていると思いましたね。
ただ、ここまで真剣になってもまだ千冬の心は手に入れられてないので、高木との思い出に匹敵する何かしらのイベントが起きないかとみていて期待しました。
もし、『清楚彼女、堕ちる。3』があるのなら、その時は決着をつけてほしいです。
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